今回は、有害鳥獣駆除について。
有害鳥獣駆除とは、狩猟とはちょっと違いますので筆者の感じていることも併せて執筆していきます。
有害鳥獣駆除とは、都道府県、市町村から依頼を受けて駆除しますので都道府県、市町村から報酬金を受け取ることができます。
期間は狩猟期が11/15〜2/15に対して、有害鳥獣駆除は4/1〜翌年の3月中旬までとなっています。(地域により多少ことなるかもしれません。)
都道府県、市町村によって報酬金は異なりますが、筆者の住む地域は以下のとおりです。
- 鹿 一頭あたり 11,000円
- 猪 一頭あたり 11,000円
- 穴熊 一頭あたり 3,000円
- 狸 一頭あたり 3,000円
- アライグマ 一頭あたり 3,000円
- イタチ(オス) 一頭あたり 3,000円
- カラス 一羽あたり 500円
- ドバト 一羽あたり 500円
と、こんな感じです。
付け加えて説明させてください。
次は、有害鳥獣駆除で実際に捕獲した場合の申請方法について説明します。
そもそも、有害鳥獣駆除にも条件があり、猟犬を使って行うグループ猟か、箱罠、くくり罠を使っての捕獲になります。
猟犬を使ってグループ猟を行う場合、3人以上の参加での駆除でなければなりません。
その点、箱罠、くくり罠での捕獲は1人で行うことができます。
そこで申請方法に話を戻しますが、グループ猟の場合は有害鳥獣駆除隊の班長が代表して役所に申請をして隊員に分配します。
箱罠、くくり罠の場合も罠班の班長が役所に申請して隊員に分配します。
これは、実際に有害鳥獣駆除を行う地域によって捕獲する有害鳥獣の報酬金額も違いますし、申請方法も異なるようです。
筆者の場合は先ほどの通りです。
そして有害鳥獣駆除隊に入るための条件もあります。
有害鳥獣駆除隊に入るためには、二年連続で狩猟者登録をする必要があります。ですので最初の年から有害鳥獣駆除隊に入り報酬金を受け取ることができない仕組みになっています。
狩猟者登録とは、義務であり登録しないと狩猟できません。
今から始める初心者の方は以上のことを踏まえて所属する猟友会を決めることをお勧めいたします。
以上、参考になりましたでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント